市場のしくみ

生産者

農家・漁家・漁業会社や食品加工業者など、野菜・果物・鮮魚・加工食品などを自ら生産するものをいいます。

出荷団体

農業協同組合・漁業協同組合や、有志で組織する出荷組合など、生産者が共同で出荷する組織をいいます。
近頃では、野菜や果物など農産物はこの形で出荷される比率が高まっています。

集荷業者

生産者から農産物や海産物を買い取り、市場に出荷するものを言います。
産地仲買人ともいわれ、海産物などは多くの部分がこの集荷業者によって市場に出荷されます。
☆輸入業者を含めて、以上の四者が出荷者といわれるもので、市場取引において欠くことのできない存在です。

卸売業者

地方卸売市場の場合、県知事の許可を受けて、出荷者から販売委託を受け、または買い付けた品物を、市場卸売場で仲卸業者や買受人に卸売する業者をいいます。
市場内では集荷機能という役割を担っています。

せり売

買い手が値段を付け合い、最高値を出した者が買受けるという販売方法。

相対売

顧客と商談のうえ、値段を決める販売方法。

仲卸業者

管理者の許可を受けて、卸売業者が行う売買取引に参加し、市場内にある店舗で仕分けし販売するものを言います。
卸売業者と並んで市場の中心をなすもので、分荷機能評価機能を担っています。

買受人

管理者の承認を受けて、卸売業者の行う卸売に仲卸業者と同じ立場で参加できる、小売商や加工業者をいいます。

買出人

卸売業者から買い入れる資格はもちませんが、市場に出入りし仲卸業者から物品を買い入れる、小売商・加工業者・飲食店などをいいます。


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